分解と組み立て
今回はスピードコブラ310シリーズを使用して、カクテルドラムの作り方を説明したいと思います。(限定モデル且つ、ところどころ改造してるのでデフォルトとは異なるパーツ箇所もございますが、そこはスルーでお願いします)
![](https://i0.wp.com/mokison.com/wp-content/uploads/2023/03/img_2920.jpg?resize=678%2C452&ssl=1)
まずそのままの状態のペダルではフロアタムを下から踏めないので六角レンチ(M6)とチューニングキーを使って分解していきます。
![](https://i0.wp.com/mokison.com/wp-content/uploads/2024/01/img_9928-1-768x1024.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/mokison.com/wp-content/uploads/2024/01/img_9974-1-488x1024.jpg?resize=488%2C1024&ssl=1)
7番のロッカーカム・アッセンブリーと6番のチェーン・アッセンブリーをチューニングキーで外し、
2番のシャフト・アッセンブリーを六角レンチで1番のフレームから外します。(シャフト・アッセンブリーが外れにくい場合はフレーム右側からゴムハンマーでシャフト・アッセンブリーを叩くと左側に外れます。ベアリングを紛失しないように注意!)
![](https://i0.wp.com/mokison.com/wp-content/uploads/2024/01/img_9930-1-768x1024.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
さらに六角レンチを使ってシャフト・アッセンブリーからスプロケット・アッセンブリー、
![](https://i0.wp.com/mokison.com/wp-content/uploads/2024/01/img_9931-1-768x1024.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
ビーターホルダーを外し、
![](https://i0.wp.com/mokison.com/wp-content/uploads/2024/01/img_9932-1-1024x768.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
ペダルを踏んだ時にビーターが上に動くようにシャフト・アッセンブリーにスプロケット・アッセンブリーとビーターホルダーを入れ直します。(画像参照)
あとは外したホーローネジ(M6×8㎜)、角頭ボルトを六角レンチとチューニングキーを使って締めれば完成。
カクテルドラムにお勧めのビーターについて
ペダルの構造上、斜め上に向かってビーターが動くので普通のビーターでは面で当てることが出来ません。
![](https://i0.wp.com/mokison.com/wp-content/uploads/2024/01/img_9952-1-768x1024.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
TAMAのパワーストロークコブラビーターであれば画像のように斜め上に動いた場合でも、角度調整機能に加えてフェルト先端からシャフト位置までのリーチが長いのでしっかりと打面に対して面で当てることが可能。
その結果、太くて芯のある胴鳴りと明瞭なアタックが得られるだけでなく、ペダルのコントロール性も向上する為、カクテルドラム最大の弱点でもあったペダル自体の踏みにくさをこのビーター1本で改善してくれます。
こういった理由からカクテルドラム用にビーターを選ぶならTAMAのパワーストロークコブラビーター一択だと思います。
ビーターが打面に対してピタッと当たるたびに感動すること間違い無し!
お正月休みを使ったDIY工作にいかがでしょうか?
今日はこの辺で…ではまた!
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