姫路のドラム教室Mokison Drum School講師の八田です。
今回は複数のマイクを使用したマルチマイクでの本格的な「叩いてみた動画」を撮影する際に私が行っているマイキングのコツについてご紹介したいと思います。
マイクの角度
⚫︎スネアとタムのマイクの角度は大体45度ぐらいになるように角度調整しましょう。
※タムはヘッドの中心を狙いすぎるより若干リム側を狙う方がタムっぽい響きが録りやすい面もあり、この辺は好みの分かれるところかと思います。
私の場合は爆音の中でも埋もれないクリアなアタックを録音したいのでヘッドの中心を狙っています。
⚫︎マイクはリムから2〜5cm中に入れる。
あまりマイクを中に入れ過ぎると演奏中にマイクを叩いてしまう可能性があるので下記にて打面からマイクまでの具体的な高さと距離を記載していますのでその数値を参考に邪魔にならない場所を自分なりに探してみて下さい。
打面からマイクまでの高さ
⚫︎各タイコのヘッドからマイクまでの高さはヘッドからダイアフラムまで5〜7cmが目安となります。
私の場合はヘッドからマイク中心までの距離が約5センチになるように全てのマイクの高さを統一しています。
打面からマイク先端までの距離
⚫︎各タイコのヘッド中心からマイク先端までの距離は10〜15センチが目安となります。
私の場合はマイクの先端から打面までを10センチで統一しています。
バスドラムのマイクについて
⚫︎マイクをバスドラムの中に内蔵
この「ディキディキ」聴こえる強烈なバスドラムの音をどうやって録音しているのかについてもよく質問を受けますのでお答えしたいと思います。
私はリアルタイムのNu metal世代という事もあって超至近距離で鳴っているようなあの強烈なバスドラムサウンドがとても好きなのでバスドラムの中に内蔵出来るように加工したお手製のバスドラムマイクをツーバスの中に内蔵しています。
バスドラムの中にマイクを入れる場合はケーブルがバスドラムのフロントヘッドの穴に当たってビビり音が出ないようにラグの部分に巻いてヘッドとケーブルが接触しないように注意しましょう。
ちなみにバキバキのツーバスを録音する以外のシチュエーションではマイクスタンドを使った一般的な方法で録音しています。
トップマイクについて
⚫︎トップマイクのスタンドの高さの目安は1.8メートル。
⚫︎トップマイクはL側がスネア、R側がフロアタムを狙う。
簡単ではございますが、以上7点がマルチマイクでのセルフレコーディング時に私が気をつけているポイントになります。
この方法で録音された動画
最後にこの方法で実際に録音されたInstagram動画を記載して本日のBlogは終了とさせて頂きます。
今後もInstagramの方に質問頂きました内容に関しては定期的にBlogで解説してみようと思いますので何かご質問ございましたらお気軽にコメント欄まで宜しくお願い致します。
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