発売から大人気のTHE CLASSIC PEDAL HP50
踏み心地、出音の感じも素晴らしくFP720やジョジョペの対抗馬として購入の際に大いに悩むペダルかと思います。
このペダルの素晴らしさはドラマーの方ならSNS等で既にご存知かと思いますので、今回は購入時の注意点(私の失敗談)を中心にレビューしていきたいと思います。
それでは早速いってみましょう!
自宅練習で使用する場合の注意点
Soft Sound Beater BSQ10Sは使用出来ません!
ペダル本来の踏み心地で自宅練習出来るという大人気商品ですが、実はこのビーター…
HP50に取り付ける事自体は出来ますが、側面が幅広のため、ビーターが打面からテイクバックする際にHP50のスプリングポストに激突する問題が発生します。
カタログ等にも記載されていない内容なので、HP50を自宅での消音練習用に考えている方は注意が必要です。
メッシュヘッドも不向き
改善策としてレモのサイレントストロークを試してみました。
バスドラムがTAMAクラブジャムキットだった為、ペダルをリフトダウンして使用。
普通にプレス奏法で踏み込んでしまうとメッシュヘッドの柔らかさのせいでビーターがめりこみ過ぎてしまい、その結果、チェーンの留め具部分がペダルのバスドラムクランプ部に直撃!
演奏の度に「カチ、カチ」と異音が…
案の定、クランプ部に傷が付いてしまいました(涙)
初心者の方はプレス奏法で踏まれる方が多いかと思いますので、このペダルを自宅練習で使用する場合はメッシュヘッドは避けた方が無難でしょう。
HP50を自宅練習で使用する場合はどうすれば良いの?
バスドラムで練習する場合はEVANS ( エバンス ) SOBASSがお勧め!
この商品であれば通常のヘッドの上から取り付けるタイプなのでビーターがめり込み過ぎてチェーン留め部分にクランプが当たる問題も解消出来ます。
私がHP50を愛用する理由
出音が素晴らしく、これ一台でバスドラムの表情を自由自在に変えられます。
私はTAMAクラブジャム用にリフトダウンして使用しています。
(アイアンコブラやスピードコブラで演奏した際に)自分が踏んでる感じにはあまり気にならなかったのですが、他の人が踏んでるのを聞いていると低音やアタック感が弱く、ジャズやアコースティック向けな18インチのバスドラムという印象でした。
しかし、リフトダウンしたHP50に付け替えて演奏してみたところロックやポップスでも使用出来る迫力のある低音とクリアなアタックに激変!
ジャズやアコースティックな現場ではノーマルポジションでHP50を使用し、ポップスやロックの現場ではリフトダウンしてローやアタックを出すetc…
わざわざ現場ごとにドラムセットを替えなくても、ペダルの調整1つで18インチ〜20インチのバスドラムの音域をカバー出来てしまうのは本当にありがたいですね☆
18インチ1台を運ぶのと、20インチ、18インチの2台のバスドラムを運ぶのとでは運搬の疲労感が全く違うと思うので、色んなジャンルを演奏しないといけないスタジオドラマーの方には特にオススメしたいです!
最後に
今まではスピードに特化したもの、出音に特化したものなど、ハイエンドなペダルのレビューを書いて参りましたが、そう言ったペダルとはまた違う方向で、とても魅力のあるペダルがこのHP50なのでは無いかな、と思います。
なかなかこの価格帯で、myペダルとしての所有欲を満たしてくれるペダルって少ないと思うので、クリスマスやお正月のお年玉など、未成年の方が最初に手に入れるmyペダルにも適している気がします。
今回は私の失敗談を中心とした偏った内容でのレビューではありますが、少しでもHP50購入の際のヒントになれば幸いです☆
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