旧型アイアンコブラ(2004年式)ベアリング交換方法について

姫路のドラム教室Mokison Drum School講師の八田です。

早速、前回お伝えしました旧型アイアンコブラのベアリング交換方法をご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのは2004年式のアイアンコブラでの交換方法です。

年式によってフレームの固定方法が異なりますのでご注意下さい。(コブラコイルが搭載された年式以降のモデルに関しては無理にベアリング交換をしなくてもスプリング部分にスピードスターベアリングを付けるだけで充分現行モデルに迫れる性能に追い込めると個人的には思ってます)

※交換用のベアリングとしてPearlのニンジャベアリングを選んだ理由はTAMAの最新機種に使用されているベアリングが単品売りされていなかったので単品売りされていて比較的入手しやすいニンジャベアリングを選びました。

手順の中で出て来る部品名称や部位についてはこちらのTAMA公式パーツリストをご参照下さい。

https://hoshinogakki.co.jp/pdf/tama/jp/support/parts/hardware/single_pedal/HP900P_R_F.pdf

①スプリングを外します。

②アングルメモリーキャップを外します。

③スピードリング・アッセンブリーを付属のドラムハンマーを使って外します。

④2ミリの六角レンチを使って左右のフレームのホーローネジ（M4x4mm)を外します。

⑤フットボード裏の角頭ボルトをチューニングキーで外してチェーン・アッセンブリーを外します。

⑥ベアリング左側の袋ナットとワッシャーをモンキーを使って外します。

⑦左右のベアリング(シャフトアッセンブリー)を外します。

⑧既存のシンガポール製ベアリング(画像上)から高性能なニンジャベアリング(画像下)に交換します。

⑨ベアリングを入れ替えたらワッシャーと袋ナットで左側のベアリングを固定。

⑩シャフトアッセンブリーのひとつである輪っか状の下記画像パーツを左右のフレームの穴の中に入れ込みホーローネジで固定。

⑪チューニングキーを使ってフットボード下にチェーンアッセンブリーを固定。

⑫スピードリング・アッセンブリーをドラムハンマーを使って固定。

⑬アングルメモリーキャップを取り付け、

⑭スプリングを取り付けたら完成！

これであなたの旧型アイアンコブラも現行品に迫る快適なNEWマシンとしてパワーアップする事でしょう！！

ぜひお試しあれ♪

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