1台のスネアドラムで全てのジャンル、全ての音現場での仕事をこなしているというプロドラマーはまず居ないでしょう。
「ロックの時はこれ!」、「歌物のときはこれ!」といった具合に皆さん所有するスネアの中からその日の現場に相応しい一台を選んで演奏に臨みます。
普段は自分自身のブランディング的な事もあって複雑難解な変拍子や高速ツーバスプレイなどのメタルやプログレ系以外の演奏をあまり動画やSNS等で公開をしていないのですが…
実はワタクシ、こう見えてオールジャンル演奏出来ます。笑
そんなわけで今回は私がジャズを演奏する際に使用しているスネアドラムを紹介したいと思いま〜す!(パチパチパチ)
私がジャズを演奏する時に使っているのはTAMAのSLPシリーズの限定スネアドラムGバーチです。
このスネアドラムは元々、大音量の現場を想定してTAMAが発売したものですが、それをウッドフープとピュアサウンドスネアワイヤー、アサプラヘッドを使って強引に「ジャズ仕様」にして使っています。
私が何故このスネアをほぼ別物と言えるくらいカスタマイズして使用しているか…それはこのスネアのサイズです。
14×7インチ
このサイズのスネアを愛用していたジャズドラマーと言えば、エルヴィンジョーンズとジーンクルーパです。
2人ともジャズドラムの歴史におけるレジェンドです。
エルヴィンジョーンズはbeforeエルヴィン、afterエルヴィンと呼ばれるほどジャズドラムの歴史において最も大きな影響、変化を与えたドラマーです。
対するジーンクルーパは、皆様お馴染み「Sing, Sing, Sing 」のドラマーです。
YouTube動画にてルイベルソン、バディリッチ、ジーンクルーパのスネアドラムの比較動画がありましたのでご紹介します。
ご覧頂きましたようにルイベルソンとバディリッチのスネアが浅胴特有のシャープでキレのあるサウンドに対し、ジーンクルーパのスネアは深胴特有の丸く、温かみのある「タイコ」らしいサウンドで、このスネアドラムが彼のドラマーとしてのキャラクターを形成する1つの要素にもなっているように感じます。
エルヴィンのスネアに関しても、フープがウッドフープであるなどジーンクルーパのスネアと異なる部分もありますが、やはり7インチという深胴が生み出す胴鳴りがとても個性的且つ心地良いサウンドを生み出しています。
この偉大なジャズレジェンド2人に対するリスペクトと憧れを込めて、私がジャズを演奏する際は自分の手でカスタマイズしたウッドフープ仕様のS.L.P Gバーチスネアを使い、彼らに「なりきって」楽しく演奏しています。
あの有名なサイモンフィリップスでさえ、ビリーコブハムのドラムセットに憧れたと言います。(サイモンはビリーに憧れてTAMAのドラムセットを愛用)
まずは
形から入る、
気分に浸る、
酔いしれる。
そういう楽しみ方もあって良いのではないでしょうか☆
私のジャズスネアについての紹介でした。
ではまた!
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