新たなスネアドラムをTAMAにオーダーしました♪
毎日ドラムレッスンをしていて生徒様が皆様、素晴らしいMyスネアをお持ちなのでその音の良さに「おぉ〜♪」と感激する瞬間が度々あります。
スネアドラムにはサイズや材質によってロックやメタルに適したもの、ジャズや吹奏楽に適したものなど色々ございます。
この度、私が新たにオーダーしたスネアのコンセプトは「最高のハーフタイムシャッフルを奏でるピッコロスネアドラム」です。
グループレッスンでTOTOのロザーナを演奏した際に、とある生徒さんのゴーストノートの音がとても印象的で惹かれるものがありましてその方が使用されていたスネアドラムが「TAMA S.L.P. G-Hickory」という限定モデルのピッコロタイプのスネアドラムでした。
普段は7インチという深胴のスネアを使用する事が多くて、もちろんそのサウンドが大好きなのですが今回はピッコロサイズから来るディケイの短い、あの独特なサウンドが欲しくなり、サイドスネアとしても使えるスネアドラムをオーダーする事にしました♪
シェルについて
ウッド系のピッコロスネアの王道と言えばメイプルが主流であり、メイプルの明るくオープンなサウンドとピッコロのサイズ感は相性抜群なので、当初はメイプルの方向でどらむ村の折井さんとディスカッションしていたのですが、TAMAのピッコロスネア(ブビンガ)動画がYouTubeに存在しなかった事から「誰もやっていないことを最初にやるのが八田頼樹」、「八田頼樹といえばブビンガ」という事でシェルの材質はブビンガに決まりました。
サイズについて
私の中で、当初はスイートスポットの広い14インチで考えていたのですが、海外のハンドメイドメーカーが作る尖った仕様のピッコロスネアのYouTube動画を見た際に、意外にも13インチや12インチで作られていて、そのどれもが14インチに劣らぬ充分なパワー感を確保されていた事にとても驚きました。
普段からメインで使用している世界で1台の特注スタクラGブビンガも13インチな事もあり、13インチの「スイートスポット」は熟知しているので今回も13インチで作る事に…シェルがブビンガなので音にしっかりとした太さがありますしね♪
エンブレムについて
これが1番大事!笑
この為だけに、わざわざ通常品をオーダーせずにいつも特注するくらいなんで!笑
私が10代の頃はスタークラシックのさらに上のシリーズ…当時はスタークラシックキルテッドメイプルという上のシリーズが存在していてそのシリーズに採用されていたのがこのピラミッドのエンブレムでした。(歳がバレる…)
キルテッドメイプルが生産終了になって、ブビンガオムニチューンと呼ばれるスタークラシックシリーズの上位互換が新たに出た時にもこのエンブレムが必ず使用されていました。
だから、私にとってこのピラミッドエンブレムは「特別な存在」であり、憧れのエンブレムでした。
今までも特注オーダーする際には通常のスタークラシックのエンブレムではなくこの「特別なエンブレム」に別料金で変更して頂いてスネアドラムをオーダーしていました。
…ちなみに毎回、ピラミッドのエンブレムで!とお願いするとオーダー内容の詳細に「エンブレムは通常のエンブレムではなく三角のエンブレム」と記載されているので、TAMAの皆さんの中で[ピラミッドのエンブレム]ではなく[三角のエンブレム]のようです。笑
ここまでこのブログを読んだあなたなら、きっと自身がオーダーされるスタークラシックにこのピラミッド(三角)を入れたい事でしょう!
なんと!とある通常品のスネアにこのマークが現在使用されているのです。
それが近年、TAMAが新たに始めたコンサートスネアドラム部門です!
コンサートスネアドラムシリーズの中のピッコロスネアドラム13×4インチモデルにこのピラミッドエンブレムが使われているのです!(しかもリーズナブルな値段…)
いつもは10万円超えでスタークラシックをシェル厚(G仕様)、色、エンブレムに至る全てをカタログに存在しない特注スペックでオーダーしていたのですが、今回はこのコンサートスネアドラムをあえて通常品のままオーダーし、TAMAから届いたスネアを後日、どらむ村の折井さんと共に魔改造…じゃなくて、特別仕様にカスタムしていこうと思います☆
ですので、このブログを見て、このコンサートスネアについて気になったそこのアナタ!
どらむ村のYouTubeアカウントをチェックしてこのスネアのビフォーアフターを楽しみにして頂けると幸いです。
そんな感じで、「八田、スネア買うよ!」というお話でした。