車内練習におけるパーカッショニストの強い味方!?LiME「こ・かほん」の魅力

冬真っ只中ですが、皆様、どうお過ごしでしょうか?

今回はLiMEさんの新商品「こ・かほん」についてご紹介します。

サイズは20×20×30(センチ)

材質はシナ材という木材が使用されており、とても軽いです。

次からは私がこのカホンを購入しようと思った経緯や使用してみて気付いた事についてお話しして行こうと思います。

車内でのパーカッションの練習用に最適♪

夜間に自宅でジェンベやカホンの練習をしたくても、音量やスペースの問題からなかなか出来ないのが現実かと思います。

何を隠そう、私もそうです。

そこで、以前からお世話になっている大阪のカホンブランドLiMEさんに相談したところ、この「こ・かほん」を勧めて頂きました。

私の場合は車の助手席に乗せて、レッスンや打ち合わせの合間の空き時間を利用し、車内で練習しております。

こういう用途をLiMEさんが想定していたか否かは分かりませんが助手席に座ってこのカホンを膝に置くと車内練習にはぴったりのサイズなのです。

レッスン会場の駐車場で何やらポコポコとカホンの音が聴こえて来たら私だと思って下さい。笑

他社ミニカホンと何が違うの?

この手のミニカホンといえば有名シンバルメーカーから安価で出ていますが、工場での大量生産品という事で、個体差があるのも事実。

気に入った柄の物を見つけても音が悪くて結局、購入を諦めたり、買っても部屋のオブジェと化したり…

しかし、このミニカホン「こ・かほん」は違います。

驚くほど、ちゃんと低音が出ます。

この手のミニカホンの宿命…それは小型ゆえに真ん中を叩いてもあまり低音が出ないので、ベース、オープン、スラップの三音の差が出にくいこと。

しかし、この「こ・かほん」は小さなサイズにも関わらず低音がしっかり出ます!

ジェンベをされている方の場合、バス、トン、クラックをこのカホンでやってみるとカホンプレイヤーの方以上に、その凄さが分かるかと思います。

打感が柔らかいので、『カホンは打感が硬くて好きになれない』と敬遠されていた方にもお勧めしたいですね。

ミニカホンなのに…座れます(笑)

このミニカホン最大の特徴として、なんと、大人が座っても壊れない作りになっております。

私のように車内でのジェンベの手順確認・練習用に足で挟むも良し、通常のカホンと同じく座って叩いても良し、とかなりフレキシブルにこちらの要望に応えてくれます。

他社のミニカホンには無い「こ・かほん」の強みだと思います。

高品質のヒミツ

それはメイドインジャパンだから…

以上。

なんて簡単な言葉で片付けたら元も子もないので、私のこのカホンの製造工程の写真を一部ご紹介致します。

画像は塗装工程の写真ですが、ご覧のように1人の職人さんが最初から最後まで担当し、完成させる完全ハンドメイドなのです。

自分のカホンを作って下さった方がどなたで、どんな思いで作って下さったのか…

作り手とユーザーの距離が近く、我々ユーザーに作り手が「見える」と言う点もLiMEさんの魅力だと思っています。

厳しい出荷検査

皆さんがミニカホンを購入する際に気になるであろうスナッピーの反応の良し悪し…そこにとても大きく影響する仕上げの調整(スナッピーの調整etc…)

ヤマハ、サカエという二大ブランドを支えてきた伝説の職人さんが、その厳しい耳でチェック、調整を施し、彼らがOKを出した良品でなければ楽器店に出荷される事はありません。

その結果、他社の安価なミニカホンのような当たり外れが無く、日本全国どこの楽器店で買ったとしても、LiMEのカホンには当たりしか存在しないのです♪(ドーン!)

最後に

結局、ジェンベ、カホンの個人練習用(車内練習用)として使えるのか?という点について

ズバリ、使えます!(ドン、ドーン♪)

かなり快適な練習を、楽しむ事が出来るでしょう。

驚くべきはその音量で、普通の「楽器」として使えます。

なので、単なる車内練習用としてだけでは無く、車に常備しておいて、小音量のアコースティックセッションに持ち込む…なんてのもありかなって思いました。

気になるお値段

このミニカホンのお値段ですが、9720円(税込)と他社ミニカホンと比べると少し割高に感じるかも知れません。

しかし、本番でも使える楽器としての機能、音質を兼ね備えた、とても完成度の高いミニカホンである事を考えれば妥当な価格かと思います。

場所を取らず、インテリアにもなって、その上、楽器としてもちゃんと使えるミニカホンをお探しの場合、このカホンであればその要望全てにきっと応えてくれる事でしょう。

カホンの練習場所に困っている方は是非一度、お近くの楽器店で触ってみて下さい☆

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