何かを失うことは何かを得ること

何かを失うことは何かを得ること

姫路のドラム教室Mokison Drum School講師の八田です。

ツアーを終えて昨日からドラム教室も通常運転となりました。

何かを失うことは何かを得ることであり、

何かが終わることは新しい何かのスタートでもある。

愛弟子の大森くん。

実は彼は私が長年使用したドラムセットをこの度、受け継ぎました。

そして私は師匠、菅沼孝三がTAMA時代に使用していた愛機を一番弟子のケッチーさんより引き継ぐことに…

きっと孝三先生は笑ってると思う。

決して美談とかではなくて…

八田頼樹は

手数王セットに絶対座らない弟子

として有名だったからです。爆笑

発表会のMCでもそのことをイジられ、ことあるごとに孝三先生に「よりちゃんはオレのセットに絶対座ってくれへんねん」と言われ続けました。

自分にとって師匠のドラムセットは特別なドラムセット。

雲の上のまさに神格化された手数王のドラムセットに自分ごときが座ってはいけないという敬意の表れでした。

そんな八田がケッチーさんの3年にわたる説得で覚悟を決めました。

今回自分もドラムセットを手放すにあたって、引き継いでもらう相手は大森くん一択でした。

自分の相棒を引き継いでもらう相手は誰でも良いわけじゃない。

だからこそ、自分が師匠のドラムセットを引き継ぐに値する人間なのかずっと葛藤していました。

凡人の自分がどこまであのドラムセットを使いこなせるか分かりませんが、みんなが望むならその期待に応えたいと思っています。

ただひとつ後悔があるとするなら…師匠が生きている時に座ってあげるべきだった。

僕と孝三先生はいつもすれ違い。

僕はA型で先生はB型。

僕は菅沼孝三という存在のための影の1人であれたことを今も誇りに思っています。

無事にドラムセットの継承が完了しましたら

お墓参りに伺います。

「ドラマーとして大成できたらお墓参りに」

なんてカッコつけてないではよ行ったれよ!ってケッチーさんにこの間叱られちゃったので。笑

#姫路ドラム教室

#姫路ドラムレッスン

#姫路キッズドラムレッスン

#姫路ドラムスクール

#姫路ドラム教室子ども

#姫路ドラムスクール子ども

DrumSchoolカテゴリの最新記事