事務所に設置しているドラムセットのフロアタムのボトムヘッドをクリアアンバサダーからパワーストローク4クリアに変更してみました。
カクテルドラムとしてボトム側をペダルで鳴らす為にお試しでやってみたところフロアタムとは思えないバスドラムらしい音が得られて大成功！！
フロアタムとバスドラムを交互に鳴らして行う擬似ツーバスフレーズをやった事がある人なら分かると思うのですが、フロアタムとバスドラムの音程差で「トドトド、トドトド」って聴こえてツーバスっぽく聴こえないって感じたことあると思います。
でも、カクテルドラムとしてフロアタムをボトム側から足で鳴らす事で右手→右足→右手→右足の擬似ツーバスフレーズがちゃんと「ツーバスっぽく聴こえる」ようになります！(当たり前か〜)
個人的には普通のバスドラム、タム、フロアタムの3点セットで、フロアタムを第2のバスドラムとみなして、リモートバスドラム的な使用が出来ないか考えた結果、カクテルドラム化というアイデアに落ち着きました。
例えば、シンバルレガートの時のフェザリングやボサノバ、ソンゴといったリズムをプレイする時にサウンドホールの空いた22インチバスドラムだとニュアンス的にやっぱりアコースティックなジャズにはミスマッチな気がしていて、ジャズのコンボ編成で好まれる18インチのノーホールバスドラムのニュアンスをフロアタムを使って代用出来るドラムセットの誕生は見た目のインパクトも含め、とても音楽的な解決として気に入っています。
打面2プライ(クリアエンペラー)+ボトム2プライ(パワーストローク4)というかなりぶ厚い組み合わせの為、セオリーからはかなり外れますがこういう冒険もたまには良いですよね☆