本日はイーグレ姫路あいめっせホールで2024年1月6日開催のドラマーズチョイスVol.1 むらたたむ(NEMOPHILA)&影丸(-真天地開闢集団-ジグザグ)の現地ミーティングです。
私、会場サイド、舞台音響会社の3社での細かな打ち合わせを行う予定でタイミングが合えば会場の様子をInstagramのストーリーに投稿するかも知れません。
気になる方は私のInstagramをチェックして頂けると幸いです。
今回のイベントも昨年のイベントに引き続き、全国規模の大型ドラムイベントとなっております。
「人類ドラマー化計画」というサブタイトルにもありますようにコロナで大打撃を受けた音楽業界、ドラム業界を盛り上げるべくアーティスト、ドラムメーカー、楽器店が力を合わせた最高のドラムイベントとなっております。
アーティストが安心快適なLIVE活動を行うには信頼出来る楽器メーカーのサポートが必須でございます。
楽器メーカーがアーティストを万全の状態でサポートする為には万全な資本が必要であり、その基盤を支えているのが楽器メーカーが楽器店に卸している自社製品(楽器)の売り上げとなります。
楽器店で楽器メーカーから仕入れた楽器が売れるかどうかはその楽器をLIVEで使用しているアーティストのPR(宣伝効果)に掛かっています。
アーティストが元気に活動する事で、そのアーティストに憧れているドラマー(エンドユーザー)が、そのアーティストがエンドースする楽器メーカーの楽器を楽器店で購入、
楽器がたくさん売れる事で楽器店が潤えば、楽器メーカーへの受注が増えます。
楽器メーカーへの受注が増える事で、楽器メーカーが潤えばその売り上げによってエンドースするアーティストに対して渾身的なサポートが行えます。
その結果、アーティストはファンの皆様に今まで以上に素晴らしい演奏をLIVEで提供出来るようになるのです。
アーティストが元気でいるには楽器メーカーが元気じゃないといけない。
楽器メーカーが元気でいるには楽器店が元気じゃないといけない。
楽器店が元気でいるにはアーティストが元気じゃなければいけない。
この三者には切っても切れない関係性がございます。
そして、この関係性はあの憎いコロナウイルスによって壊滅的なダメージを受けました。
楽器メーカー、楽器店の売り上げに大きく影響するアーティストのLIVEコンサートが無くなった結果、コロナ禍は楽器が売れなくなりました。(ウクレレなどのおうち時間にマッチした一部の楽器は売れましたがLM事業…特にアコースティックドラム部門はコロナによって輸出入の船便が欠航する事も多く壊滅的な大打撃を受けました)
楽器が売れなくなった結果、楽器店から楽器メーカーへの受注が落ち、楽器メーカーは新製品開発やアーティストサポート等の業務をコロナ前のように行うことが出来ず、出口の見えない不安の中、楽器メーカー、楽器店、アーティストは「パンデミックの終わり」を信じて耐えてきました。
私は、お世話になっている楽器店、愛する楽器メーカー、そして大切な友人であるアーティストを守りたかった。
もう一度、この三者にコロナ前の勢いを取り戻させるにはどうすれば良いのか。
考えた結果のひとつの取り組みが、三者を巻き込んでのドラムイベント「ドラマーズチョイス」でした。
小さな灯火で良いんです。
憎きコロナウイルスが人から人へと伝わり世界中に広まったように、
ドラマーズチョイスという火は小さな火かもしれませんが、この火が人から人へと伝わっていく事によって明日のドラム業界を支える大きな業火になるのです。
2人のアーティストに憧れていたファンの方が初めてTAMAのペダルがアイアンコブラという名前だという事を知った人も居るでしょうし、このイベントがきっかけでYamahaのレコーディングカスタムブラスの13インチが例年よりも多く売れたという社会現象も起きています。
アーティスト2人のポストカード欲しさに生まれて初めてドラムショップACT、三木ドラムセンターを訪れてディスプレイ写真を撮ってSNSに投稿して下さった方も居るでしょう。
もちろん、チケットを買って1月6日のLIVEを楽しみにして下さっている2人のファンの皆様も…
みなさん一人一人がこのドラマーズチョイスの真の主役なのです。
姫路で全国規模のイベントを開催するのはおそらくこれが最後になるでしょう。
私にはこのイベントは荷が重い。
規模が大きくなれば良い反響ばかりではなく、アンチも現れます。
カミングアウトすると7月くらいからストレスで眠れなくて心療内科で睡眠薬を処方してもらっています。
あの時はこのイベントとは別件でFUYUさんのドラムイベントが目前に控えていて、FUYUさんも私の体調の異変に気付いて、凄く心配してくださっていたのですが私の体調不良とFUYUさんのイベントとは無関係であり、FUYUさんに迷惑をかけるわけにはいかない。
何より念願だった憧れのFUYUさんのイベントをやり切るためにFUYUさんには黙っていましたが生まれて初めて心療内科に通いながら乗り切りました。
冗談ではなく、私は本気でこのドラムイベントに命懸けで臨んでいます。
もしかしたら来年の今頃はドラマーとして私は存在していないかも知れません。
それでも、悔いが無い人生でありたい。
1月6日は1つの奇跡を会場に集まった皆さんと共有したいと思います。
みんなで日本のドラム業界に残る特別な1日の生き証人となりましょう。
チケットが購入がまだの方はこちらでお願い致します。