姫路のドラム教室Mokison Drum School講師の八田です。
前回のマイクポートノイがトゥールの楽曲に挑戦する動画に続いて、エロイカサグランデがマストドンの曲に挑戦する動画が昨日投稿されましたね。
エロイカサグランデと言えば子供の頃から天才ドラマーとして世界中でその名を知られる存在であり、今はスリップノットの一員になる程です。
何の事前準備も無しとは言え、そんな彼がマストドンの曲に苦戦している姿には目を疑いました。
この動画に代表されるようにスリップノットの激烈な楽曲を難なく演奏する彼が意外にもマストドンの楽曲に苦戦している姿を見て、変拍子の楽曲を演奏する事の大変さを再認識しました。
その昔、スリップノットが大好きでツーバスの速さばかりを追求していた私に、当時のバンドメンバーが「スリップノットが叩けるドラマーなんて大阪にはゴロゴロ居んねんから、そんなドラマーうちには要らんねん。お前は速さじゃなくてマッドヴェインみたいな複雑な変拍子が叩けるドラマーになれよ!同じフレーズの繰り返しは絶対すんな!」とマッドヴェインのCDを渡され、半ば強引に変拍子プレイを叩き込まれまして…
子供の頃から算数が嫌いだった私は本当に辛い日々を過ごしました。苦笑
これが私とマッドヴェインの出会いです。爆笑
しかしながら不思議なもので苦手だった算数…じゃなくて数学的プレイも長い年月をかける事で自分自身の得意技のひとつとして自然と繰り出せるようになりました。
おかげさまで今では4分の4拍子の楽曲よりも変拍子のプレイの方がバンド関係の知人達からは「mokison(八田)らしいね!」と言ってもらえるようになりましたが、私自身は別に変拍子プレイが最初から好きだったわけではなく、メンバー(コミー)の私に対するセルフプロデュースだったんです。
誰よりもツーバスが速くなりたかった八田少年は、速さを捨て、眉毛や口にピアスを開けてドレッドやモヒカンになるという選択をしてmokisonというドラマーになり、mokisonから本名である八田頼樹に戻って師匠のもとで手数を学び、八田壮年となった現在、また新たなチャレンジへ。
人生において無駄なことはひとつも無くて、一見寄り道と思える出来事も自分という存在、他人とは違う個性を形成する大切な材料だと私は思っています。
まだ叶えてない夢、
師匠との約束があるので
私の旅は続きます。
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