いよいよ明日となりました。
いつもならイベント冒頭の舞台挨拶の台本をBlogに載せるところなのですが、震災で来れなくなったお客様からの問い合わせ対応に追われてて、まだ書けていません。
ドラムトークコーナーで各メーカーの偉い人達への呼び込みの台本とかも作らないといけないのにちょっとまずいなぁって夜中に途方に暮れてたところに、
どちらとは書きませんが出演者から
「バタバタで(LIVEで使用する)マイナスワン音源の準備がぎりぎりになりそうなんですが大丈夫でしょうか?」
って申し訳なさそうに連絡が来たから、安心させようと
「大丈夫だよ☆なんなら音響会社にそのまま対応するように僕の方で明日話しをつけとくから無理しないで♪」
って伝えました。
でも、私の内心は「かなりハードなスケジュールこなしてるんだろうなぁ…体調大丈夫かなぁ」って心配でいたたまれない気持ちになりました。
年末もずっと慌ただしく動いてたし、無理しすぎじゃないのか?頑張り過ぎだろ…って主催者と出演者という公の立場を忘れて友人としてやはり情が入ってしまう私は主催者失格かも知れません。
それでも彼の為に、今出来ることを発信しなければいけないと思って書いてます。
彼の為に私が出来ることは主催者としてこのイベントをPRし、大勢のお客様の前でパフォーマンスさせてあげる事。
今まで何度も書いてますが、姫路は田舎なので集客が本当に大変なのです。
「姫路なんかで影丸のイベントをするな!客席が埋まらなかった時にアーティストに恥をかかせる気か!神戸や大阪でしろ!」と
ご指摘のメッセージを一部の方々から頂いたこともございます。
そんなマイナスな声もある中で嫌な顔せず、いつも協力してくれるアーティストに対し、主催者として出来る事は何なんだろう。
常にベストな選択を模索しながら今日までこのイベントを進めて参りました。
私とファンの皆様がアーティストの為に出来ることって、客席を大勢のお客様で埋めること。
沢山の声援を浴びながら気持ちよくLIVEをさせてあげること。
これしかないんですよね。
日頃のハードスケジュールで疲れてる彼を元気付けるには沢山の声援に勝るものは無いと私は思ってます。
明日のイベントに行こうか迷ってる方、
行きましょうよ。
あなたのその勇気ある一歩がアーティストのエネルギーになります。
私の立場では言えないことも沢山あって濁してきましたが…
勘の鋭い方ならもう分かってると思います。
「なぜ八田はギリギリになってドラマガコラボ企画を受けたのか?」
「なぜ影丸表紙のドラマガではなく、ドラムセットファイルVol.3での当日販売を決めたのか?」
全てはアーティストと、そのファンの皆様の為です。
私が主催する大型ドラムイベントは明日で終わります。
しかし、明日の観客動員数、本の売り上げデータといったエビデンスは他の主催者達に「引き継がれます」
これから未来に起こるイベントが現実に生まれるか、
企画段階で消えるのかは、
明日のイベントに対する皆さん一人一人の選択に委ねられてます。
みんなが見たいと願う未来を勝ち取りましょうよ。
[影丸&響ドラムクリニックin姫路]から約1年後にドラマガ表紙になるなんて誰が予想したでしょうか?
この未来は、
あの日、姫路に来たファンの皆さんが作った未来です。
あの日のイベントの動員数がコケてたなら続編となる東京編も、ドラパラも、ドラマガ表紙化も生まれてなかったでしょう。
みんなで勝ち取った未来です。
何度も言いますが、私は儲かりません。
お金儲けでやってないんです。
満席になってもチャージバックは全てアーティストに回りますから。
人生にはお金なんかよりも大事なもの、お金で買えないものがあります。
私の願いは主催者としてではなく、皆様と同じ1人のファンとして、次のイベントが見てみたい。
皆さんと一緒に。
今のままでは見たい未来も消えてしまいます。
だからこそ、
明日のイベント、必ず来て下さい。
八田