日付が変わってしまいましたがレコーディング道場終了しました。
参加者一人一人とはこの日までの物語があって、それら一つ一つの物語を思い出しながらレコーディングしていました。
皆さんレッスンの時よりも良い演奏をされていたのが印象的でした。
中には去年、スランプでドラムを辞めようとまで考えていた生徒様も居られて、「あの時、辞めなくて良かったね☆」とあの時のやり取りを思い出していました。
その生徒様は現在、お住まいの地域でドラム講師として活躍されています。
同業者となるドラム講師を自分のドラム教室で育てるというのは嫌がるドラムの先生が多いでしょう。
商売敵が増えるわけですから。
しかし、私のドラム教室は違います。
私は生徒様のやってみたいを実現するのが私の使命だと思っています。
その結果、私のドラム教室には現役ドラム講師、ピアニストをはじめとする現役プロミュージシャンの方々も多数在籍されておられます。
その事実は音楽の良し悪しがちゃんと分かるプロの方々にも満足して頂ける知識や技術を私が提供出来ているという私のドラム教室の品質の証明となっています。
私のドラム教室には姫路、加古川では私のドラム教室でしか学ぶことが出来ない日本トップドラマーから学んだ知識と技術、そして師匠譲りの精神が有ります。
これらは他のドラム教室では絶対に真似が出来ない姫路ではMokison Drum Schoolだけが持つ手数王から受け継いだ何ものにも代え難い遺産です。
当スクールからは既に多くの生徒様が夢に向かって羽ばたかれていて、バンドでメジャーデビューされた方や東京でプロとして活動されている方、ご自身の出身地でドラム教室をされている方など皆さん現在もドラマーとして活躍されています。
そして、それら全てが私の誇りです。
「継続は力なり」
2012年8月26日の菅沼孝三ドラム道場スクールコンサートで兄弟子であるケッチーさんからイベント終了後に言われた言葉が甦ります。
普段はろくでもないことばーっかり言うケッチーさん。
師匠の幼なじみであり、師匠の悪友として菅沼孝三が菅沼孝三として有り続けられるように支え続けた手数王の右腕。
彼から言われたこの言葉は私の人生の中で特別な言葉になっています。
影丸くん、川口千里ちゃん…今や日本のドラム業界のトップを走り続ける彼らと良かったのか悪かったのか道場で同時期を過ごした私はトップドラマー達と自分との力の差に日々うちひしがれていました。
そんな私にいつも声をかけてくれていたのが手数王の悪友であるケッチーさんでした。
2012年8月26日の菅沼孝三ドラム道場スクールコンサートで、私はいつもよりも少し上手く叩けていたのかも知れません。
ケッチーさんはイベント終了後にそっと私に近付いて「継続は力なり」と笑顔で一言つぶやきました。
…とまぁ、このままなら「ケッチーかっこいい!!」となるのですが結局その後、またいつものくっだらない話を彼はダラダラと話し始めたのですが私の記憶の中では美化されてその辺の話は無かった事にしています。(ドッカーン!)
冗談はこれくらいにして昨日の生徒様を見つめる私の気持ちは、あの日のケッチーさんと同じ気分だったのかなぁ…なんて思いながら家まで帰りました。
もうすぐ8月も終わりですね。
いつもなら
8月といえば菅沼孝三ドラム道場スクールコンサートの時期なのに
寂しくなりますね。
最後に一言。
ケッチー
イジってごめんね!🙏